至福のひと時

2018/08/23(金)、午後からの小二の娘との予定があり、仕事はお休みを頂戴しました。

いつもより少しゆったり起床。じっくり朝刊を読み終えた後、買いだめてはいたもののまだ読めていなかった本のうちの一冊を手に取り、妄想に耽るひと時でありました。

しばらくして、静かだなぁと思い目を上げると、娘も本を読んでいます。よく見ると、マリーアントワネットの伝記です。至極ゆるやかな至福のひと時に、穏やかな気持ちになります。

そうしているとあっという間に昼になり、昼食に何を食べたいかを娘に聞くと、「シジミ汁と食パンがいい」との返答。。。

我が儘な末っ子ボーイであれば、おそらくまた違った答えであっただろうなぁと思いつつ、欲のない娘の素直な答えに、笑顔がこぼれ、食事を準備します。

午後の予定というのは、私の務める会社のファミリー向け企画で、従業員の家族を会社に招待するイベントがありそちらに参加しました。

わが社の社長の挨拶に始まり、当社の手掛ける事業を聞いてもらったのちに、ショールームでのデモ体験やワーキングスペース見学。天候は弱い雨から徐々に好転し、気味最上階のレセプションホール見学では東京タワーも間近に見ることが出来ました。

そして実際に私の働くフロアにも訪れ職場見学し、普段私の座っている椅子に娘が腰かけたりと、普段できない他県を楽しむことが出来ました。

最後は食堂ホールでデザートを頂き、心もお腹も満たされて笑顔の娘の姿に、私も笑顔がこぼれます。

今年は別の用事があり参加できなかったのですが、来年は下の息子も参加できると良いなぁと思う、のんびりした一日を過ごしました。

また夜は、妻がお友達と会合という事で、私が夕飯を作り子供たちにサーブしました。

いつも子育てに奮闘してくれている妻にも、たまには自由な時間をあげないと、バチが当たりますよネ。幸いにも、子供達は私の作る料理を美味しい美味しいと食べてくれるので助かります。

今日は有給休暇を使った家族サービスの一日とも言えますが、それ以上に価値ある一日でした。

「家族あっての私であり、家族の為の私だなぁ」

素直にそう思える今日は、本当に「至福のひと時」でありました。

2019年8月23日


HINATA-BRIDGE Website

今のような状況から抜け出して日のあたる場所で暮らしたい。そんな思いで18歳で単身上京した。早いものでそれから二十数年が経過。妻と出会い、3人の子供に恵まれた。沢山の方の助けも貰いながら、多少なり日のあたる場所に居場所を築けたように思う。今度は私が「向こう岸である日向への懸け橋」になれればとの想いから、”HINATA-BURIDGE”として記録を残していければと思う。

0コメント

  • 1000 / 1000